秋田名物の稲庭うどんは、かつて「幻のうどん」と言われていました。
生産量が少なく、一般には出回っていなかったためです。
現在は生産量や製造業者が増えて、一般にも流通するようになりました。
ただし、それもまだまだ最近の話。
ネットショップでも買えるようになったと言っても、どの商品が良いのかわからないと、なかなか選べないですよね。
そこで今回は、通販で人気の商品をご紹介します。
第5位:稲庭宝来うどん|コスパ抜群!
5位は稲庭宝泉堂の、稲庭宝来うどんです。
350gも入って648円とコスパ抜群。
まだまだ高級品というイメージが強いことを考えると、稲庭うどんの価格としては意外かもしれませんね。
もちろん、製造は手作業です。
稲庭うどんの伝統的な手延べ、手綯いといった技法が忠実に守られていて、手間隙をかけて作られています。
購入した方からは、
ツルツルしていて、喉ごしがいいです。温&冷どちらでも美味しく食べれました。
楽天市場 みんなのレビュー・口コミ
と、好評です。
稲庭うどんの特徴である喉ごしの良さは、十分味わえるようですね。
家庭用として、特に初めて稲庭うどんを購入する方に向いている商品です。
第4位:稲庭うどん 本生めん|生で楽しめる!※販売終了
残念ながら、販売が終了してしまいました。
第4位は、珍しい生の稲庭うどんです。
もともと稲庭うどんは、江戸時代に高級な保存食として誕生しました。
当然、作られるのはほぼ乾麺のみ。
冷凍保存や物流の技術がなかった時代に、生麺を商品として流通させるのは難しく、職人とその家族しか食べられなかったそうです。
技術が発達したことで、生麺も流通させることが可能になりました。
そのため、生麺を売り出すお店も増えています。
乾麺とは違うおいしさが楽しめるようで、好評のようですね。
乾麺と変わらぬコシとつるつる感が楽しめました。生めんの方が少しもっちり感が強い気がしますが美味しかったです。
賞味期限は乾麺より短いものの、生麺ならではの特徴を味わえるということで、4位にランクインです。
第3位:稲庭うどん 寛文五年堂 | ギフト比内地鶏つゆセット
第3位は、寛文五年堂のギフトセット。
こちらも他の商品と同じく、昔ながらの原料と製法で作られた稲庭うどんです。
同じ秋田県の名産である比内地鶏のスープがついているので、すぐに調理できるのはありがたいですね。
日持ちすることもあり、贈答品として重宝されています。
また、寛文五年堂の稲庭うどんには他にない特徴があります。
それは、麺の中に空気が含まれていないことです。
稲庭うどんは製造の過程で、生地に空気を含ませて麺の中に気泡を作ることで、コシの強い麺になります。
ですが寛文五年堂の麺はあえて、生地から空気を押し出して、気泡ができないようにして作られています。
こうすることで、麺のゆで上がりにムラができにくくなります。
伝統を守りつつ、独自の工夫も加えられている商品ですね。
第2位:稲庭うどん かんざし麺|手頃で楽しい食感!
第2位は、無限堂のかんざし麺です。
いわゆる「お徳用」で、太さや長さにばらつきが出ている部分を集めた商品です。
稲庭うどんは乾燥させる際に、ハタに掛けて吊るされます。
吊るされて通常の麺より太くなった部分が、かんざしのように見えることから、「かんざし麺」の名前で商品化されました。
見た目は不揃いでも、味は立派な稲庭うどん。
本来の喉ごしはしっかり味わうことができます。
形は不揃いですが のどごしなどは変わりなく、とても美味しかったです。稲庭うどんが大好きなので 安く買えて満足です。
太い部分では通常の稲庭うどんにはない、もちもちした食感が味わえます。
また、長さも通常の麺より短く、食べやすいサイズになっています。
1kgで1200円と、値段も手ごろなので、家族で食べるのにちょうど良いかもしれませんね。
第1位:稲庭うどん 七代佐藤養助 木箱入り|元祖稲庭!
1位は、佐藤養助の稲庭うどんです。
稲庭うどんの宗家から伝統を受け継ぐ、元祖といっても良い商品です。
江戸時代、稲庭うどんの名前を使えたのは、宗家である稲庭家とこの佐藤家が作るうどんだけでした。
その後も代々技術を受け継ぎ、門外不出の製法を守ってきました。
昭和に入って七代目佐藤養助が製法を公開すると、稲庭うどんの製造業者が増えていきます。
秋田名物として稲庭うどんが有名になった今でも、佐藤養助は一番の老舗として人気です。
お歳暮の定番です。やはり老舗で好評です。
自分で食べておいしいと思ったものは、他の人にも食べてもらいたいもの。
化粧箱入りで見栄えも良く、贈り物としてはこの上ない商品ですね。
まとめ
稲庭うどんには家庭用にも贈答用にも、どちらにも使える商品が揃っています。
また、お徳用の商品も増えて、手ごろな価格で買えるようにもなりました。
お好みの商品を探すときの参考にしてみてください。