広告 ラーメン店情報

ラーメン屋って儲かる儲からない?【リアルな年収実態に迫る】

ラーメン屋 儲かる 年収

「日々の会社勤めがしんどい・・・・」

「俺だってやればできるはず・・・・」

こんな風にサラリーマンが脱サラを考えた時、真っ先に思いつくのが【ラーメン屋】

脱サラを考える人の半数以上は、ラーメン店経営を考え付くのではないでしょうか。

 

え?なんで、そんなことが分かるのって?

だって、そんな人たちを対象とした『フランチャイズシステム』や、『独立起業支援』という名目の【金集め企業】が乱立していますからwwwwww

彼らはハイエナの如く金の臭いがあるところへ湧いてきます。

【脱サラらーめん修行は恰好の的である】ということですね。

 

なぜ脱サラをしたい彼らが、こうもラーメン起業に憧れるのかを一言で説明すると『誰でも出来そうで当たればデカそうだから』という単純な理由から。

  • 「一発当てて儲けてやる!」
  • 「現金商売だから手堅い!」
  • 「いまから和食の修業は無理だし・・・ラーメンは好きだし、いけんじゃね!?」
  • 「繁盛店になれば年収1000万円も可能だ!」

確かに、これらの意見ももっともらしく聴こえてきますが、実際のところはどうなんでしょう。

本当にラーメン店経営は儲かるのでしょうか。

年収はどれくらい稼げるのでしょうか。

それぞれ注目してみたいと思います!

 

スポンサーリンク

 

 

ラーメン屋は儲かる!!・・・条件付きで

この記事にいらっしゃったということは、やっぱり『ラーメン屋が儲かるのか儲からないのか』が一番に気になる部分かと思います。

その答えとは・・・!?

 

『ラーメン屋は条件付きなら儲かる!!』

 

どういうことかと言えば、当然の事ながら【人気店であることが必要不可欠】です。

閑古鳥が鳴いていては儲かる訳がありません。

 

年収?バカ言っちゃいけません。

閑古鳥が鳴いて赤字経営であった場合【年収はマイナス】です。

自己資金を切り崩して経営していくことになるでしょう。

 

もし自己資金が尽きるようなら・・・廃業閉店です。

もしくは最悪のパターンでは債権だけを残して【倒産】という二文字も。

それがサラリーマン勤めと異なり、自分が全責任を負うことになる【独立開店起業する】ということです。

 

もちろん、うまく当てれば年収1000万超えの『フランチャイズオーナー』や『のれん分けの元締め』になることだって可能でしょう。

ただ「脱サラすれば誰でも再現可能な簡単なものか?」と問われれば、圧倒的に答えはNO!!

類まれなる情熱を持って取り組み、そして才覚のある方でなければ、稼ぐことは出来ないでしょう。

急に「脱サラしてラーメン屋をやりたい」なんて、思い付きの夫のワガママでは、妻子家族を路頭に迷わすことにだってなりかねません。

ラーメン屋の年収はゼロサムゲームしかないの?

上記したようにラーメン店の経営というものは、非常にいばらの道です。

では「全く安定して稼げないのか?」と聞かれれば、そんなことはありません。

だって、アナタの街にも古くからやってるラーメン屋があるでしょう?

別に人気店でなくても、お客がそこそこ入っている系の。

長年に渡り経営出来ているということは、イコール食うだけの年収は稼いでいるということ。

 

そんな一般的なラーメン店の年収で言えば【500万円~青天井】みたいな状態と言われています。

しかし、アナタはそんな『そこそこのお店』と競合して戦ったら勝てる自信はありますか?

「当たり前じゃん!オレにはとびっきりのアイデアがあるんだ!!!」

厳しいことを言うようですが・・・

多分、独立したばかりの脱サラした人が作るラーメンより、味はそこそこでも長年お店を軌道に乗せ、お客の信頼を得てきたお店の方が【経営的には遥かに強い】のではないでしょうか。

高年収を得るためには、まず食うだけの年収(赤字にならない客数を確保)を突破し、一般的な人気の競合他店に勝利し、特化した人気店になれるのであれば年収1000万円も目指せる、ということですね。

 

スポンサーリンク

 

ラーメン屋は"儲からない理由”の方がいっぱいある

ラーメン屋は、確かにうまく経営して一発当ててやれば、上記したような年収1000万超も可能でしょう。

しかし・・・ラーメン店の経営は儲かる要素より儲からない要素の方が多いんですよね。

見ていきましょう。

フランチャイズシステムの甘い罠

フランチャイズって飲食系によくありますよね。

フランチャイズを選択する利点は開店までの時間が短いことです。

経営やレシピなどのノウハウはフランチャイズ元が提供してくれますし、調理とお客様への応対を学ぶだけでよいので、修業期間は圧倒的に短く【数か月程度】ということも珍しくありません。

 

「有名チェーン店のノウハウが学べる!!」

 

如何にも儲かりそうな話ですが・・・フランチャイズって結構問題があるんですよね。

ノウハウはあれど、開店資金は自己投資であることが多いですし、フランチャイズの最悪のデメリットは【本社へのマージンの支払い】です。

要は【ヤクザの上納金と全くもって同じシステム】です。

 

店の経営がプラスであろうがマイナスであろうが、毎月一定額のマージンを本社に支払わなければならないのです。

しかもこれがパーセンテージでのロイヤリティだったら、さらに最悪です。

いくら人気で繁盛しようが、売上や利益の向上に比例してマージンの金額も上昇してしまいますから。

 

またフランチャイズと近いシステムで『のれん分け』というシステムもありますよね。

有名ラーメン店で修業をして、のれん分けを許されたら繁盛店になれる確率は上がるでしょう。

フランチャイズに比べたらロイヤリティが低い場合が多いです。

ですが、フランチャイズと異なり、店舗での長期間に渡る修業とスキルの認定は必須項目です。

店舗経営を健全に行っていく上では非常に有用なシステムですが、その分独立開業するまでは、かなりの時間を有するでしょう。

実力がないまま起業してしまうと・・・

修業先を選ぶことはラーメン店経営を軌道に乗せる為に【非常に重要な要素】です。

新規オープンのお店で食べた時、店主に「どこで修業されたんですか?」と聞いたことがあります。

その答えは『どこそれ?』って感じの店名でした。

調べてみると・・・まぁ売れてなさそうなお店(笑)

 

これでは、店舗経営がうまく行く訳ないですよね。

最初から選択が間違ってしまっています。

 

このことについて、他の店主に聞いてみると面白い答えが返ってきました。

「あそこは最初は○○に頼みに行ったらしいけど修業は3年以上だと聞いてそれで△△にしたんだって。」

「笑えるのは修業はたったの【三か月】ぽっちだって」

さすが業界内の人は良く知っています(笑)

しかし、そんな事で繁盛する店づくりが出来ると思っているのでしょうか?

らーめん屋のガス代が【トンデモナイ件】

ラーメン店経営には、人件費や材料費など、様々なお金がかかってくる訳ですが、なかでも取り分けガス代は【トンデモナイ金額】になります。

なぜ?

やっぱりスープの仕込みによるものが大きくなります。

鶏にせよ、牛骨にせよ、豚骨にせよ。

強火で煮込んで数時間。

 

しかし煮込んでいるだけではスープにはなりません。

水を継ぎ足し、焦げないようにガラや野菜などを混ぜて、十数時間つきっきりで丹精込めて煮込みあげる。

そうしてやっとスープが出来上がる訳です。

※もちろんお店によってレシピは異なります。

 

火加減は各店によって異なるかもしれませんが、私が聴いた豚骨ラーメン店主の火加減は【常に全開の強火】とのことでした。そら、ガス代もかさむ訳ですよ。

ある超繁盛店の家系ラーメン屋さんに「一か月のガス代ってどのくらいかかるの?」って聞いたことがあります。

「おたくは繁盛店だから30万円くらいはかかるよね?」

「とんでもないです、【50万円】をちょっと切るくらいです。」

「マジ~~~!?それでよくやってられるね!!」

そこの店主なら、地元でも超人気店ですので年収1000万円も考えられます。

 

しかし・・・彼の生活を考えると、とてもとても「同じ年収が稼げるよ」って言われても、私だったらやりたくないですね。

夜にこっそり、コンビニや運送屋の仕分けのバイトの副業に精を出した方が、幾分もマシに思えてしまいます。

だって彼、寝る時間以外ずっと仕事しているんですよ?

私には、ちょっと考えられません。

酷い話になると、仕込みの時間の為に1週間もの間、一回も自宅に帰ることが出来なかった、なんて話も聞いたことがあります。

競合が激しい

飲食店の競合は非常に激しい世界です。

ここで『ラーメン屋』ではなく、あえて『飲食店』としたのには理由があります。

『何もラーメン屋の競合はラーメン店だけではない』ということなんです。

 

「へ?ラーメン屋のライバルはラーメン屋じゃないの?」

いえいえ、ラーメン屋の競合店は『コンビニ』や『ファミレス』だってそうなんです。

 

一昔前は建設作業員のおっちゃんたちの昼飯といったらラーメン屋であり『昼間からビール飲みながら餃子をつついて、最後にラーメンを食べる』というケースが多かったんですが・・・

最近はコンビニの規模拡大の波と不景気から、昼飯をコンビニ弁当で済ませてしまう比率が、非常に高くなってきています。

昼時のコンビニの前は2tトラックでいっぱいです。

 

ラーメン一杯800円と考えると、コンビニでは『お弁当1つ+飲み物orもう一品』まで買えてしまう金額ですからね。

ファミレスだって、ラーメンと違い、安くて栄養バランスのとれた『ランチ定食』を導入している店舗も多いでしょう。

コンビニやファミレスは「企業」なんです。

一個人であるラーメン屋の店主が歯向かうには、大きすぎる相手です。

 

スポンサーリンク

 

まとめ

ラーメン店を開店するとして、資金があるならフランチャイズを考えても良いのですが、多くの場合は個人営業のラーメン店になると思います。

そうなってくると、他のラーメン店での修業は必須です。

ちょっと考えてみてください。

ここ10年で開店したラーメン屋は何軒残っているでしょうか?

最近、新規出店したお店はどうなりましたか?

半年で閉店したラーメン食べ放題とは?

 

自分でラーメン屋を開業したいと思ったら、とにかく繁盛店の研究をすることが大事です。

  • ラーメンの味
  • 接客
  • 値段
  • 経営
  • etc

サラリーマンという、会社の庇護のもとに勤めている時とは『働き方の質』が異なってくるのです。

かと言って「使われるだけで終わりたくない!男なら勝負をしたい!」

その熱い気持ちもよく分かります!

もし脱サラ起業するなら、相応の覚悟を持って臨みましょう!!



-ラーメン店情報
-, ,