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ラーメンショップとはどんなお店?店舗ごとに差があるのは理由があった!

ラーメンショップとは

車を郊外に走らせると見えてくる、大きくて真っ赤な看板。

白文字で「ラーメンショップ」と書かれた看板は、シンプルだけど目を引きますよね。

両サイドに「うまい」と装飾されているのが、ダサいようでインパクトがあります。

そんなラーメンショップは、どんなお店なのか調べてみるとチェーン店であることがわかりました。

個人経営の小さな店かと思いきや、そうではなかったのですね。

フランチャイズで店舗を増やしていますが、通常の飲食店とは少々やり方が違うようです。

詳しく見てみましょう。

 

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ラーメンショップは椿食堂が管理するフランチャイズチェーン店

まずは、ラーメンショップについて調べてみました。

ポイント

  • 本部:椿食堂管理有限会社
    (現在はGOOD MORNINGラーメンショップ)
  • 所在地:東京都大田区
  • 店舗数:300店舗以上
  • 地域:関東・東北・瀬戸内・東海の限られたエリアに多い
  • 通称:ラーショ
  • 看板メニュー:醤油とんこつラーメン・ネギラーメン

現在の本部である椿食堂が、ラーメンショップを開店したのが始まりです。

ジャンルでいうと東京とんこつラーメンです。

本部の所在地にあるGOOD MORNINGラーメンショップは、ラーメンショップの元祖として多くの人に愛されています。

そこからチェーン展開が進み、300店以上のラーメンショップが各地にあります。

しかし、出店エリアは全国区ではないため、その存在を知らない人もいるのが現状です。

旅行のときなどに、あの看板を見かけてびっくりする人もいるのではないでしょうか。

店舗数の詳細については公式ホームページも開設されておらず、どこに店舗があるのかは把握しきれません。

 

フランチャイズチェーンではありますが、すべてが同系列のお店ではないようです。

「ラーメンショップ」と「ラーメンショップ椿」のみが、椿食堂が管理する店舗になります。

ですので、「ラーメンショップ〇〇」といったように、看板に他の文字が入っている場合は別系列のラーメンショップである可能性があります。

本家であるラーメンショップからの暖簾分けのような感じだとは思いますが、詳細は定かではありません。

 

通常のフランチャイズとは違う仕組みを採用

一般的にフランチャイズといえば、加盟店が本部にロイヤリティというお金を支払います。

そうすることで経営のノウハウやお店の看板を使えるようになります。

しかし、ラーメンショップはロイヤリティの支払い義務はないようです。

比較的自由度が高く、メニューや営業時間なども店舗ごとに違いがあります。

本部から提供されるのはどんぶりだけ?!

あまりの自由度の高さに、「本部から提供されるものはどんぶりだけ」なんて冗談を言う店主もいるようですね。

実際はそんなことはありません。

本部から提供されるものには、

  • 醤油とんこつラーメンの作り方
  • たれ
  • どんぶり

などがあります。

あとは決まっていることと言えば「醤油とんこつラーメンを作ること」だけです。

他のフランチャイズのお店だと、1から10まで事細かく決まりがあるイメージです。

ですが、ラーメンショップの本部は、かなり寛容でざっくりしています。

その代わり、店舗の売上が下がってしまっても、特に指導はないようです。

他の店がやっていないことを取り入れても怒られないとか・・・

通常のフランチャイズなら考えられないですよね。

そのため、お店の経営そのものは店主にゆだねられている可能性が高いです。

 

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材料を本部から調達するとラーメンショップの看板を出せる

フランチャイズでロイヤリティを貰わなかったら、本部はどうやって利益を出すのか気になりますよね。

ラーメンショップの場合は、本部から材料を仕入れる仕組みになっています。

どうやらその中にロイヤリティの役割を持つ金額が含まれているようです。

こうすることで加盟店が、目立つラーメンショップの看板をかかげられます。

例えば、ラーメンショップのラーメンの味を出すために欠かせない、

  • らあじゃん
  • 醤油だれ
  • 味噌だれ
  • クマノテ

などは、本部から仕入れなければ入手できません。

 

代表的な「らあじゃん」は、テーブルの上に置いてある調味料です。

味は辛味噌のような感じです。

食べている途中でらあじゃんを入れると、味が変化して二度美味しく食べられます。

「クマノテ」はネギラーメンのネギを味付けするための調味料です。

「魔法の粉」とも呼ばれていて、一度食べたらやみつきになります。

どちらもラーメンショップにはなくてはならないものです。

ですので、店主も本部から仕入れをするしかないのでしょうね。

 

そうは言っても、絶対に本部から仕入れなくてはいけないという制約はありません。

本部から購入必須リストの提示がありますが、強制ではないらしく買わなくてもいいようです。

他のラーメン作りに必要な材料も、本部以外から買っても特に指摘されることはないとか・・・

こんな感じで本部は成り立っているのか、ちょっと心配になってしまいますね。

 

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自由度の高いゆるさ加減が人気の秘密

加盟店側としては、かなり自由度が高くなっています。

そのため、店舗独自のメニューが生まれて、それぞれのお店で個性があります。

同じラーメンショップの看板でも、入ってみたら味や雰囲気がまったく違ったなんてことも。

  • セットメニューがある店
  • がっつり背油が乗っている店
  • 居酒屋風な店
  • ライス無料の店
  • 大盛りチャレンジメニューがある店

このように店ごとに特色があるのが、ラーメンショップの楽しみ方でもありますね。

 

本部からの制約が少ない分、店主はお客さんの要望を形にしやすいです。

時代によってもお客さんの好みや流行は変わります。

それに応じてラーメン作りも変化させなくてはなりません。

お客さんの変化に合わせてスープの味や麺の硬さなど、店側が自由に変えていけるのは良いですね。

 

また営業時間も早朝からやっているところもあれば、深夜まで営業している店もあります。

自由度の高いラーメンショップだからこそ、できることですよね。

もし本部がガチガチに店舗側を固めてしまったら、こんなに個性のあるラーメンショップにはならなかったかもしれません。

 

ラーメンショップへ行った人たちの口コミ

同じネギラーメンでも、具材や盛り付け方もまったく違いますね。

口コミを見ると圧倒的に「美味しかった」という声が多いです。

テーブルに用意されている、

  • らあじゃん
  • にんにく

などで、自分の好みに味をアレンジできるのも人気の理由のひとつです。

ぜひ好みの味を探してみてくださいね。

 

ラーメンショップが家系ラーメンの発祥のきっかけに

家系ラーメンの元祖といえば吉村屋。

その創業者である吉村実さんが、かつてラーメンショップで働いていました。

そこでラーメンづくりのノウハウを、わずか半年ほどで身につけたそうです。

その後、独立して家系ラーメンとして有名になりました。

家系ラーメンは、ラーメンショップなくして誕生しなかったのかもしれませんね。

 

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まとめ

ラーメンショップはフランチャイズでありながら、かなり融通が利くチェーン店であることがわかりました。

店によって味が違ったり、メニューが違ったりするのは、本部からの制約が少ないからです。

そのかいあって、店舗によって楽しみ方が違うところが魅力となっています。

味は美味しいという声が多いですので、ラーメンショップ巡りをするのも楽しそうですね。

ラーメンショップを見つけたら、ぜひ立ち寄ってみてください!



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