アルミ鍋を温めて作る鍋焼きうどんは洗い物が出ないのが魅力ですよね。
基本使い捨てのアルミ鍋ですが、頑丈なので捨てるのが惜しい・・・
再利用禁止、とアルミ鍋の底に印字されています。
それでも何かよい方法はないものか・・・とつい思ってしまいがち。
今回、アルミ鍋の正しい使い方を振り返った上で、再利用していいものか調べてみました。
アルミ鍋の鍋焼きうどん 正しい使い方・作り方をおさらい
アルミ鍋の鍋焼きうどんの中に、調理方法が書かれた紙が入っていました。
!必ずお読みください!
- 空だき厳禁!
- 熱湯注意!
- 穴・亀裂・変形確認!
ビックリマークだらけです。
その他にも火をつける前に熱湯を入れる、コンロの熱源(ガス・IH)の中心に置く、など注意する点があります。
落ち着いてやれば、何も難しいことはありません。
アルミ鍋に穴が開いた実例
アルミ鍋が空だき厳禁と言われているのは、穴や亀裂が生じてしまうからです。
加熱して穴が開いてしまったアルミ鍋を調査したサイトを調べてみました。
最初にスープが入っていなかったか、空間があったため、加熱されたアルミ箔から内容食品への伝熱がしにくい状態となり、溶融温度に達し、穴が開いたものと思われます。アルミ鍋を使って調理を行う際は、必ず具材より先にスープを入れ、空だきを防止するようにしましょう。
アルミの溶解温度は660℃です。
再利用したものだと、保管しているうちにアルミ鍋が少し変形しているかもしれません。
空間ができて、空だき状態になってしまう可能性は考えられますね。
やけどの危険性があるので、再利用はあくまで自己責任でお願いします!
使い捨てアルミ鍋を洗ったら再利用できる?
実際、私が鍋焼きうどんを食べて、洗ったアルミ鍋です。
パッと見はきれいなので、捨てるのが惜しくなる気持ちもわかります。
側面をよく見ると、取り切れなかった卵のカスが・・・
これを見てしまうと、何度も繰り返して使おうという気持ちにはなれませんでした。
洗い物が面倒でアルミ鍋を使っているのに、きれいに洗わなければいけないのでは本末転倒ですよね。
再利用したいなら、汚れにくい食材を使うほうがよさそうです。
アルミ鍋の再利用をなんとか考えてみる
衛生的な面からも、一度使用したアルミ鍋を長期にわたって再利用するのはおすすめできません。
それでもなんとか再利用法を考えてみました。
- 植木鉢の受け皿
- 廃油を入れる(燃えるゴミの場合)
- 小さな不燃物を一時的に保管(燃えないゴミの場合)
アルミホイル・アルミ鍋は地域によって、燃えるゴミか燃えないゴミなのか分別方法がまちまちです。
お住まいの自治体に確認してみてくださいね。
他には、アルミ鍋はキャンプで使うのがおすすめなんです。
キャンプに重たい鍋を持っていく必要がないのでとても便利ですよ。
バーベキューでも網の上に置いて、焼きそばを作るときに役立ちます。
まとめ
鍋焼きうどんのアルミ鍋は、頑丈すぎて使い捨てに思えないのがネックです。
洗い物を出したくないのに、もったいない精神でアルミ鍋を洗ってしまうというジレンマが生じます。
メーカー側は、アルミ鍋の再利用は禁止としています。
何度も繰り返すようですが、再利用は自己責任でお願いしますね!