「麺類を食べたいけれど、上手く箸を持てなくて諦めざるを得ない…」
そんな状況は悲しいですよね。
脳梗塞による麻痺やリウマチ、加齢など、その理由は様々だと思います。
しかし、どんな方でも食べるものに制限がかかってしまうのは辛いもの。
食べたいものがあるのに、自分で食べることができないからと注文できないのは、悲しいですよね。
そこで今回は、病気やケガで箸がうまく持てない方や、片腕だけで食事をしなければならない方でも快適に麺類が食べられるグッズをご紹介します。
様々なグッズがあるので、それぞれの症状に合わせたものを見つけてくださいね。
食事を「大変なこと」から「楽しみ」に変えていきましょう。
ピンセットのように挟むだけ!簡単便利な箸
まずご紹介するのは、ピンセットを使うように親指と人差し指で挟んで使う「箸ノ助」です。
「麺類はやっぱり箸で食べたい!」
そんな要望に答えてくれる商品です。
機能だけでなく、見た目には高級感がありますよね。
左右兼用なので、利き手が使えない方でも使用することができます。
左右いずれかの手で湯飲みが持て、口まで運べる方であれば、使用可能です。
利き腕ではない左手でもしっかり挟める構造に、骨折をしてからお魚等を遠慮して食べなくなった母がお刺身をつまんで口に運ぶ姿を見て、とても安堵いたしました。スプーンやフォークでの使用も勿論併用しているのですが、『食べ物を箸で食べる』という当たり前の日常がこういった商品のおかげで帰ってきた事、また、この商品を使うようになって左手で物を食べる事がスムーズになっているように見受けられました。
引用:Amazonレビュー
やはり日本人としては、箸を使って食べたいものですよね。
麺はもちろん、魚などの細かいものも気にせず食べることができますよ。
多機能!スプーン箸
こちらは、箸とスプーンの二役を担っている商品です。
やっぱり麺類はスープも飲みたいもの。
箸とスプーンをいちいち持ち替える必要がないのが便利ですね。
細かいものまで挟めますし、刺すこともできるのが特徴です。
高齢の母が利き腕を骨折したので購入。スプーンやフォークと比べて格段に使いやすそうです。多機能のため用途で持ち替えずに済むのが良いらしい。不慣れな左手でも食事のストレスがかなり改善されました。水洗いでさっと汚れが取れるのも好印象です。
引用:Amazonレビュー
普通のトングと違って先端が鋭いので、食べ物を刺しながら挟んで、落とすことなく食べられます。右手でゆっくりつかめていますし、左手でうどんも楽に食べられました。
引用:Amazonレビュー
スプーンやフォークだと、食べ物がコロコロ転がってしまって、かえって食べづらいこともありますよね。
こちらの商品は挟んで、刺して、すくうことができるので、ストレスがたまりません。
計算された設計で使いやすい!すくいやすいフォーク
上記の2商品のように挟むことが難しい場合は、こちらの「すくいやすいフォーク」がおすすめです。
フォークなのに、スープ類をすくうことができるんです。
先割れスプーンよりはフォークの部分が刺しやすく、スプーンの部分が深い設計になっています。
また、普通のスプーンと違って柄の部分に角度がついているので、すくいやすい構造になっています。
食事を取る練習中の、小さい子供にも便利ですね。
今まで箸を使ってましたがこれを使い始めてからこぼさなくなりました。魚も簡単にほぐせる。素晴らしい!肉も刺せるのに普通のフォークと違って口やまわりを傷つけない。軽くて、握力が弱くても使える。
引用:Amazonレビュー
フォークよりも幅があり、スプーンよりのフォークなのがよかったのか細目の麺(蕎麦、拉麺、素麺)等はフォークによく絡む、そしてフォークの部分が通常のフォークより短いので見ていて食べやすそうでした。多少の介護は必要でも、自分で楽に口に運べるという点で良い商品だと思います。
引用:Amazonレビュー
普通のフォークだと、麺がスルスルと逃げてしまいますよね。
しかし、こちらの商品はフォークに麺がよく絡むので、麺を食べるのに持ってこいのフォークです。
よく計算された設計であることがわかり、ありがたい商品です。
何にでも使える!くるくるシリコングリップ
握ることが難しい方におすすめなのが、こちらの商品です。
形を自由自在に変えることができるので、どんなものにでもフィットしやすいのが特徴です。
スプーンやフォークだけでなく、ペンや歯ブラシにも巻きつけて使えますよ。
シリコン製なので滑りにくく、丸ごと洗えるので清潔に保つことができます。
障害の発症初期には症状が定まらなく、機能回復する場合もあるので、手頃な値段で既存の品が使える本品のような存在はありがたいものです。本品は、昔の「電話コード」(笑)みたいな形状で、どんな形状でも巻きつけて使うことができるので、一定断面でない形状のものに重宝します。巻き方で長さの調整ができますが、必要に応じてはさみで切ることもできます。
引用:Amazonレビュー
確かに、どのような症状が出てくるかわからない時に専用のグッズを買っても、使わなくなってしまうこともあるかもしれませんよね。
その点、この商品は様々な用途に変えられるので、重宝しますね。
また、お年寄りのように徐々に力がなくなっていく方にも、「くるくるシリコングリップ」が適していますね。
持ちやすい!らくらく汁椀
最後にご紹介するのは、手に力が入らない方でも持ちやすいお椀です。
見た目も普通のお椀と変わらず、高級感がありますよね。
プラスチックの安物だと、どうしても素っ気ない感じになってしまいます。
その点、こちらの商品はシニア層の評価を得そうですね。
取っ手は滑りにくく、熱くなりにくいようにできているので、機能面もバッチリです。
父が高齢でリウマチの為、うまくお椀を持てず、ずっと陶器のマグカップを使用していましたが、重くて指が痛いと訴えるようになり、アマゾンで探して購入しました。指が変形しているので、最初はお椀を置く時に指に引っかからないか心配でしたが、適度な重みがあるので置きやすいとのことです。何年ぶりで味噌汁をちゃんとしたお椀で食べる事が出来て、なんだか美味しく感じるそうです。購入してよかったです。
引用:Amazonレビュー
食事の美味しさは、食べ物そのものの味だけでなく、何で食べるかでも変わってくるものですよね。
まとめ
今回は、病気やケガで箸がうまく持てない方でも快適に麺類が食べられるグッズをご紹介しました。
自分で食事を取ることができるだけでも、生きる活力になります。
そして自分で食べることができると、周りの人たちの負担も減りますし、何より安心できます。
毎日の食事の時間を楽しめるといいですね。