中華料理屋等で人気メニューとして名前を連ねる「塩ラーメン」と「タンメン」。
どちらもとても美味しいですが…
味や具が似ていて「どっちがどっち?同じじゃないの?」と思ってしまいますよね。
単純に、野菜たっぷりの塩ラーメンのことをタンメンだと思っている人も多いようです。
実は、まるで別物なんですよ。
タンメンと塩ラーメンの違いについて、詳しく比較解説していきます!
意外と知らない人も多いので、ドヤ顔でいろんな人に教えてあげちゃってください!
タンメンと塩ラーメンの違いって何?
同じものだと認識されがちな、タンメンと塩ラーメンですが実は似て非なるものです。
簡単に説明すると、このような違いです。
注意ポイント
- 塩ラーメン:塩味のスープで作ったラーメン
- タンメン:麺に野菜たっぷりのスープをかけたもの
また、それぞれをWikipediaで調べてみると以下の様に出ます。
タンメンとは?
炒めたモヤシ、ニラ、ニンジン、キャベツ、キクラゲ、タマネギ、豚肉などを加え、鶏がらを主とする塩味のスープを加えて煮込み、野菜の旨味を抽出させ、それを茹でた麺に掛けた麺料理である。
なお、タンメンは中国料理だと勘違いしている人も多いですが、ラーメン同様に日本の麺料理です。
塩ラーメンとは?
ダシを塩タレで調味したスープに、茹でた中華麺を入れた、日本のラーメン。
何となく違いがイメージできたでしょうか?
上記の通りタンメンと塩ラーメンでは、調理法が異なります。
「まだよくわからない」という人は、作り方の手順を見てみるとよりイメージが沸きやすくなるはずです。
塩ラーメンとタンメンの作り方の違い
塩ラーメンとタンメンの違いをよりイメージしやすいように、作り方を実際に見てみましょう。
- 作り方手順
- 調理動画
を載せて解説していきます。
塩ラーメンの作り方
塩ラーメンは以下のような順番で作ります。
ポイント
- スープを作る
- 茹でた麺を加える
- トッピングを加える
実際の調理を動画でも見てみましょう。
出典:クラシルより
あくまでも塩味スープで作ったラーメンです。
トッピングはチャーシューやメンマ、ワカメやコーン等々、お店によってかなり独自性があります。
また、スープも魚介系スープや鶏ガラ、豚骨を加えたもの等多種多様です。
タンメンの作り方
タンメンの作り方の手順は以下になります。
ポイント
- 野菜(肉)炒めを作る
- 野菜炒めに鶏ガラスープの材料を入れる
- 麺を茹で器に盛る
- スープ・野菜の順番で麺にのせる
動画で見ると以下のようになります。
出典:クラシルより
※動画内では別鍋でスープを作っていますが、一般的には野菜炒めに鶏ガラと水等を加えスープも作ります。
野菜炒めを鶏ガラスープで軽く煮込み、麺にかけたものがタンメン。
野菜のうまみを活かしたスープ、シャキシャキ食感の野菜がたっぷりなのが特徴です。
まとめ
タンメンと塩ラーメン違いは、調理法が違うということが分かりました。
注意ポイント
- 塩ラーメン:塩味スープのラーメン
- タンメン:麺に野菜炒め・鶏ガラスープをかけたもの
大まかには上記の認識で間違いありません。
ただし、実際はお店によっては明確に調理法を分けていない場合も多いです。
また、多くの人から「野菜たっぷりの塩ラーメン=タンメン」だと認識されているのも事実です。
あまりこだわりすぎる必要はありませんが…
麺好きとしては是非知っておきたい知識ですよね。
調理をする際にもこのポイントを知っておくと、よりおいしく作れること間違いなしです!