たまに、色の付いたそうめんを見かけることがありますよね。
それを見つける度・・・
「なんで?」って思っていました(笑)
変な添加物入っていたりしないかも気になりますし・・・
- そうめんに色を付けている意味がある?
- 色付きそうめんは人気がある?
- どんなものでそうめんに色を付けている?
詳しく調べてみました!
色付きそうめんの秘密はひやむぎにあった!
そうめんとひやむぎ、「よく似ているけれど違いはなんだろう?」と思ったことはありませんか。
実は、この二つ、材料や作り方はどちらも全く同じものです。
太さによって区別しているだけなのです。
よくある質問として、「ひやむぎ」と「そうめん」の違いは?
「うどん」「きしめん」「ひやむぎ」「そうめん」は、めんの太さの違いによって分類されている。引用:全国乾麺協同組合連合会
機械化が進む前は、見ただけではそうめんとひやむぎの違いがわかりにくいものでした。
なので、ひやむぎに数本色の付いた麺を入れて区別していたのです。
現在でも揖保乃糸のひやむぎには、赤・青2色の色麺が入っています。
赤・青というより、ピンク・抹茶に近いようにも感じますが・・・
ちなみに、揖保乃糸の帯色は、ランクや種類によって異なります。
色付きそうめんの元祖!愛媛の五色そうめん
色付きそうめんは、愛媛が発祥とされています。
その歴史は古く、なんと江戸時代から作られていました。
五色の着想は享保7年(1722年)、八代目市左衛門の娘が椿神社への参拝の折、美しい五色の糸が下駄に絡みついたのを見て、父親に「そうめんに五色の色をつけてみては?」と進言したのがきっかけです。
その彩は評判になり、参勤交代の際に献上、好評を博しました。引用:五色そうめん 歴史
口に入るものなので、どんなもので色を付けているのかは気になるところです。
ですが、五色そうめんの五色は、白そうめんと自然素材で染め上げた四色を組み合わせたもの。
安心できますね!
- 梅そうめん
- 抹茶そうめん
- 蜜柑そうめん
- もち麦そうめん
みかんで色を付けているのが、愛媛らしくていいですね。
しっかりとしたブランドのそうめんであれば安心と言えそうです。
・・・安物だと、なかには食紅や添加物を使っているそうめんもありそうですけどね。
現在の色付きそうめんの意味とは
機械化の進んだ現在は、そうめんとひやむぎを間違えないように色で区別する必要性もなくなりました。
色がきれいだから・・・と、見た目を楽しむ意味合いが強くなっています。
なかには、8色も使った、色彩豊かなそうめんまで存在します。
こちらは色の付いたそうめんが七色で、白いものと合わせると合計八色になっています。
(白・紅しそ・トマト・生姜・よもぎ・青しそ・ブルーベリー・むらさき芋)
お盆に夫の実家に手土産用として持っていきました。見た目の綺麗さで自分でも食べてみたい品です
引用:Amazonレビュー
7月7日「そうめんの日」には7色そうめんも!
七夕がそうめんの日だということをご存知でしたか?
昭和57年に全国乾麺協同組合連合会が決めたものです。
「七夕には7色そうめんを食べよう!」とするアピールもあります(笑)
高級だけど野菜食べない子供に購入
美味しいとばくばく食べてくれます七色そうめん夏には素麺が欠かせませんが、このように色とりどりの素麺があるとは知らなかったです。それも、着色ではなく、食品独自の色で作られているのに感動しました。おもたせには、最適な商品で、先様にも喜んでいただきました。
引用:楽天レビュー
こちらの七色そうめんも、安全な食品で色付けされています。
(白・柚子・梅・かぼちゃ・ごぼう・ほうれん草・紫いも)
まとめ
意外に歴史のある色付きそうめん。
現在は、目で見て楽しむ嗜好品として注目されています。
どんなもので色を付けているのか気になっていましたが、食品で色付けしているのがわかると安心できますね。
七夕にカラフルな色付きそうめん、お子様も喜んでくれそう・・・
お中元や帰省の際のおもたせ候補にもよさそうです。