ラーメン屋さんで見せてくれる華麗な湯切り。
目で見て楽しむこともできて、待ち時間も飽きずに過ごせますよね。
この湯切り。
実に数多くの技名が存在しています。
今回は技の名前と特徴について調べてみました。
一覧にしてみたので参考にしてみてください。
ラーメンの湯切り技一覧
大胆な湯切り技で有名になっているお店をピックアップしてみました。
現在営業中のお店に厳選しています。
湯切り技一覧
- 天空落とし:ラーメン中村屋
- ツバメ返し:らーめん岩本屋
- ツバメ返し:麺屋武蔵二天
- 華厳の滝:らーめん愉悦処鏡花
- ジャンピング湯切り:西山家
- 店名不明の湯切り技
それぞれ見ていきましょう。
天空落とし:ラーメン中村屋
腕いっぱいまで高くテボを上げて、そこから一気に振り下ろしてピタッと止めるのが特徴。
かなり力強く振り下ろしています。
ラーメンの湯切りのダイナミックな動きが流行りだしたのは、中村屋がきっかけと言われています。
ツバメ返し:らーめん岩本屋
これは完全にテボをひっくり返して麺が宙に浮いているようなかんじになっています。
下に落ちる重力をうまく使って湯切りをしているのですね。
床に落としそうで落ちないハラハラ感があります。
ツバメ返し:麺屋武蔵二天
こちらも同じくツバメ返しという名の湯切りで有名です。
でも岩本屋のツバメ返しとは一味違います。
半円を描くようにして回されるテボから綺麗に湯が切れていきます。
まるで本当のツバメが飛んでいるような姿にも見えます。
お湯が飛んでいく量が半端ではありません。
華厳の滝:らーめん愉悦処鏡花
平ザルを使っての湯切りは熟練の技がないと難しいと言われています。
その平ザルを使って華麗なる湯切りを披露してくれます。
技の名の通り、日光にある華厳の滝のように麺が宙を舞います。
この技を見たさにラーメンを食べに行く人も多いそうですよ。
お店があるのは東京の立川市です。
ジャンピング湯切り:西山家
テレビ番組の「月曜から夜更かし」でも紹介された話題のお店。
オープンした当初は、その場でジャンプしながらの湯切りでお客さんを楽しませていたそうです。
最近では店が道路に面していることを活かして、遠くから走ってきて最後にジャンプしながら湯切りをする「スーパージャンピング湯切り」なんていうのも披露してくれるようですよ。
湯切りとはあまり関係のない動きのように思いますが、これがお客さんを楽しませる1つのパフォーマンスとなって話題のラーメン屋さんになっています。
2019年3月追記:「家ついて行ってイイですか?」にも登場!現在は屋台だけではなく、店舗も構え、さらには2店舗目もオープン予定とのことです。
店名不明の湯切り技
二刀乱舞、月光三段切り、震源地、竜神神隠し、荒野の背面切りなどインターネット上には興味をそそるいろいろな湯切り技の名前が出てきます。
ところが調べてみたところ、どこのお店が発祥となって出てきた技なのかわかりませんでした。
もしかしたら中には閉店してしまったお店もあるのかもしれません。
どんな動きで湯切りをするのか、ぜひ見てみたかったですね。
まとめ
有名なラーメンの湯切り技を一覧でまとめてみました。
どのお店も同じ湯切りなのに、まったく動きが違います。
そのお店独自で美味しい麺とスープでラーメンを作るために工夫を重ねたことで、独特な動きの湯切り技ができあがったのですね。
見ていて楽しく、食べて美味しいラーメン。
ぜひ実際の湯切りを見に足を運んでみてください。