パスタまとめ

日本のパスタの歴史|高級食材だった背景

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パスタ 歴史 日本

日本ではパスタやカレー、ラーメンなど、様々な国の料理が大衆料理化しています。

『美味しい料理を、より日本人好みにアレンジして一般化していく』のは日本人の得意とするところですよね。

今回はその中でも「パスタ」について日本での歴史をまとめてみました。

ということで、
日本のパスタの歴史|高級食材だった背景
をお送りします。

 

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パスタ日本での歴史

パスタの日本での歴史について、伝来から変遷を簡単に見ていきましょう。

 

日本にパスタが持ち込まれた時代

日本にパスタが入ってきたのは、幕末の頃。

横浜に作られた外国人居留地に持ち込まれたのがはじめと言われています。

 

当時の書物には「うどんのようだ」と記されているのが残っています。

どうやらスパゲッティやフェットチーネのような麺状のパスタだったようですね。

 

国産パスタの誕生

明治時代になると長崎市に日本初となるマカロニ工場が建設されました。

ここでめでたく国産パスタが誕生する訳ですが・・・

この時はフランス人宣教師主導の元であり、純国産パスタとは言いにくいかもしれません。

 

国産パスタの変遷

大正時代になって初めて日本人による国産パスタが作られたのが記録されています。

明治時代に引き続き、依然としてパスタよりもマカロニが主流でした。

 

昭和に入るとより国産化が進むことになります。

ですが、まだまだ大量生産の技術(=テフロンダイス)は日本には入ってきておりませんでした。

パスタは一部のレストランなどで口にできる程度の高級食材だったのです。

現代日本からは考えにくいですよね。

>>>大量生産を可能にしたテフロンダイスとは

 

昭和30年に入るとパスタの量産が始まります。

配合から乾燥までを連続で行う全自動式の本格的ショートパスタ製造機がイタリアから輸入されたのです。

この大量生産されたマカロニがマ・マーマカロニ(株)より発売されました。

 

翌年には同社の、

「古くからうどんや蕎麦などの麺類に親しんできた日本人には、ロングパスタの方が好まれるに違いない」

という判断から、ロングパスタ自動製造機も導入。

いち早くスパゲティの量産、販売を行いました。

 

ようやく店頭に並びはじめたパスタ。

しかし、マカロニもスパゲッティも馴染みのない食べ物だった為、発売当時の人々の反応はあまりよくありませんでした。

 

昭和後期になると一気にパスタの一般化が進んでいきました。

マ・マーはじめパスタメーカー各社の普及活動やイタリアン・パスタブームによるところからですね。

結果、その頃には「パスタと言えばマカロニよりもスパゲッティ」という現代と近い感覚にまで認知度が高まったのです。

 

原材料の移り変わり

原料も歴史に関連し、変遷してきました。

 

デュラム・セモリナについて

パスタの原材料は「デュラム・セモリナ」という小麦粉になります。

デュラムセモリナの意味はこうです。

  • デュラム:小麦の品種名
  • セモリナ:胚乳部を粗挽きする挽き方

つまり「デュラム小麦の胚乳部を粗挽きした小麦粉」という意味ですね。

 

このデュラム・セモリナは真っ白ではなく黄色。

パスタの黄色は小麦粉由来のものなのです。

 

日本初期のパスタ

日本におけるパスタは初期の頃、デュラム粉を使っておりませんでした。

製パン用の強力小麦粉を使用していたのです。

 

デュラム小麦が希少で高価だった事と、当時の日本人にはパスタの食感が馴染まなかったからとされています。

値段的にも食感的にも慣れ親しんだうどんやそばとかけ離れていたからと言えますね。

 

昭和40年頃に初めてデュラム・セモリナを強力小麦粉と混合して使用して販売されました。

その後は30%・・・50%・・・と、徐々にその混合比率を上げていき・・・

本場のパスタに対するニーズが高まっていた昭和60年頃にはデュラム・セモリナ100%使用のパスタが販売されることになりました。

 

そういった経緯を経て・・・

現在では、デュラム・セモリナ100%パスタが一般的となったのです。

 

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和製レシピ

原材料は本場イタリアとほぼ同じになりました。

日本では本格的なイタリアンパスタだけでなく、独自にアレンジしたパスタが数多く登場しています。

その和製レシピとも言えるパスタをいくつか紹介させて頂きます。

 

ナポリタン

和製スパゲッティの代名詞ですね♪

  • アメリカ産まれのケチャップソースがメイン
  • パスタを茹で過ぎる
  • 茹で過ぎたパスタを炒める

この辺りはイタリア人では有り得ない発想だと言われています。

レジェンド級のB級グルメとして、ときおり無性に食べたくなる一品ですよね!

 

たらこスパゲッティ

元々はキャビアを使ってみては?という発想から始まりました。

コスト面から「たらこ」に代用した事から出来上がった和製スパゲッティです。

思いついた人・・・ありがとう(笑)

 

日本では一般的なパスタ料理ですが・・・

本場イタリアでも魚卵を使ったパスタは有りますが、たらこの使用は珍しい料理になるようです。

 

カルボナーラ

カルボナーラ自体は本場イタリアに有ります。

ですが、日本で普及しているカルボナーラとレシピが大きく違うのですね。

 

一番の違いがどこかと言えば・・・

生クリームを使わないという事。

日本のカルボナーラだと卵と生クリームがメインのソースになりますよね。

ですから生クリームを使わない本場のカルボナーラとは全然違うものであるということが言えます。

 

ちょっと食べ比べしてみたくなりますねぇ(笑)

 

マカロニきなこ

飲食店では全く見ない料理。

実は私も食べた事も実物を見た事も有りません(笑)

ですので、私も初めてその存在を聞いた時はびっくりした料理です。

 

「そんなもの、どこがソースだよ!パスタだけに!」と言われそうですが・・・

実は保育士の友人に聞いたことがあるのです。

保育園や幼稚園では定番の園児に大人気のおやつだそうです。

 

た、確かに検索してみるとレシピがいっぱい出てきます・・・

まったくビックリですねぇ。

マカロニにきなこと砂糖をあえてスイーツ化するという、イタリア人どころか日本人でもびっくりするようなレシピが登場するのも日本人らしいですね!

 

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おわりに

日本のパスタはスパゲッティではなく、最初はマカロニを生産するところから始まりました。

イタリアで産まれ日本に入ってきたパスタは当時の日本人が好む状態で広まり・・・

徐々に本場のパスタに近付きつつ日本独自の発展を遂げました。

 

現代の日本では、気分や好みに合わせて、本格パスタや昔ながらのナポリタンなど様々なパスタを食べる事が出来ます。

本場こそが正義!ではなく、色んな選択肢が有るのが日本の食文化の素敵なところですよね♪



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